2010年1月17日日曜日

Buen viaje ⑧

今回の旅。ジャイカが支援する視察の旅という企画を利用してやってきていた。コスタリカへやってきた家族は私の家族と、同期のふみちゃん家族。最後のホテルで合流し、首都サンホセに一緒に向かった。ここで最後になんともプラビダな運転手にであう。
町を解説してくれる気のいいおじちゃんなのだが、解説するたびに車の速度は30キロ以下に。
そして、お願いしていないけれど、いろんな心づくしがやってくる。
突然路上でパイナップルを買ったと思えば、休憩した所で切り分けてふるまってくれる。

畑が広がるところに出れば、車をとめて何やら農家の人に、お願いして収穫してきてくれる。
(この後、車内が葱くさくてやられたが。)
植木の刈り込みが特徴的な庭。サルセロの教会前。
巨大カレータが有名な町。サルチ。
カレータは、木製の箱状の荷車。2つの木製の車輪で荷台を支え、それをニ頭の牛でひく。
19世紀ごろに、コーヒーや建築材料の運送道具として開発された。
いまは、実用として使っていることはほとんどなく、行事やお祭りの行進用で使われる。
妹の体調不良ではじまったが、無事にみんな元気で旅を終えることができた。
両親が私の海外生活を認めてくれたこと、そして仕事を休んでまで足を運んでくれたこと、
休みをいただけたこと、この旅を支援してくれた色々な方々がいたこと。感謝したい。
明るくて優しい家族に支えられていることも心から実感した旅だった。

コスタリカの旅に興味を持った方。3月の中旬すぎまでこちらにいます。
なんでもご相談乗ります。

Buen viaje⑦

2009年1月に過ごしたシレンシオ村。観光地のコスタリカだけでなく、農村開発型の場所にも行きたいとやってきました。シレンシオ村ロッジの管理人。
もともと南部ゴルフィートの出身だけれど、ずっとルーラルツーリスモがやりたかったとのことで、2年前からこちらに住んで働いている。
この鳥さんは、翌日村であるテ デ カナスティージャのパーティー用。テ デ カナスティージャのお祝いとは、生れてくる赤ちゃんを祝うもの。生まれる前に友達や親せきを呼んでミルクティーを飲む。そして呼ばれた人は、新しく生れてくる赤ちゃんへのプレゼントを用意して集まる。生れる前に名前を付けるのもこちらの習慣です。おなかの赤ちゃんをもう名前で呼んであげてます。そして、みんなが生まれる前から誕生を祝ってます。とても素敵なお祝いです。

夜ごはんの時は、素敵な演出も。お皿に「ブエナスノチェス(こんばんは)」って。お花もかざって、ろうそくもともしてくれてました。ダブル新婚旅行?!

コスタリカの農村開発型観光の情報
http://www.turismoruralcr.com/en

村に2泊。その間、父の願いラフティングを実行!
ケッツアールの里から、マニエルアントニオのある太平洋へ向かうサベグレ川でやりました。
スペイン語での指示を覚え、無事に下りました。ラフティングは、絆が少し強まりますね。

7日目。北部へ移動。アレナル火山に向かいました。天気がよくて、昼間は雄大な山を望めました。
残念ながら、期待していた溶岩がみれなかった。アレナル火山は活火山で、運がよければ夜噴火している様子が見れます。

のんびりとホテル内の散歩コースを歩きました。このホテルは、施設内の散歩コースが充実。
中心地から離れているけれど、アレナル火山とアレナル湖をのぞむには絶好の立地です。
アレナルオブセルバトリーロッジ
http://www.arenalobservatorylodge.com/EN/
アレナル火山の近くの町フォルトゥーナは天然温泉の地です。川が温泉!!!!
http://www.tabacon.com/ このリゾート施設の近くには無料で入れる川もあるよ。

Buen viaje⑥


5日目。ヘラルド邸を出発して、国立公園マニエルアントニオへ。
ヘラルド夫妻も一緒に行きました。元小学校教諭のふたり。昔からずっと一緒。とにかく、仲良し。
もちろん口論もしますが、添い遂げるってこういうことかなと間近で見てます。
さて、一方こちらの夫婦。支えようとするがために、危うく転びそうになってました。
アーモンドの実だって。
イグアナ君。なまけものも、サルもいたけれど。
1年前にヘラルド家族と来たマニエルアントニオ。
1年で変貌を感じた。カラブランカ(顔の白いサル)が攻撃的に食べものをとりにくる。
動物に餌を与えないでという看板の上に体をてろんと伸ばして、あたりを見回していた。
観光と共存、動物と人間たちのこれからはどうなるでしょう。


家族で海に来たのって、小学校以来かもねってことに。川派でしたから。
ということは20年前?!

Buen viaje⑤

4日目。ペレス2日目は職場と町探検。いつも明るい同僚に紹介。
その後活動先のグループホーム3件を回る。お話好きのラファが、父を呼んでここに座れと。
日本語とスペイン語とのやりとりがよかった。
旅にはこちらも役立ってます。
旅の指さし会話帳 スペイン語版 
http://www.amazon.co.jp/gp/product/images/479583203X/ref=dp_image_0?ie=UTF8&n=465392&s=books


夕方市場も見学。帰ると、仕事を終えた長男ダリオが帰ってきてました。
ダリオの父の若いころの写真。いまのダリオとそっくりなんですよ。

Buen viaje④


自然の恵みに癒され、人の優しさにふれてサベグレを後に。
途中ギャラリーを備えたホテル 「ダンティカ」に立ち寄る。ここは中南米のセレクトものが置いてあって、
コスタリカでもなかなか探せないものを見ることができる。
http://www.dantica.com/  オーナーがオーストリア人で、建物は白とオレンジと水色。
この配色が私の眼には真新しい。

3日目、1時間ほど山を下って、ようやく私の住む町ペレスセレドンへ到着。
家族が待っていてくれた。家族と家族の対面。母は、コスタリカの母ドリータと抱きあって、感極まって涙を流していた。私の夢がかなった。
料理好きの二人。中米の代名詞、トルティージャづくりを伝授してもらう。(とうもろこしの粉を使った薄いパン?)
焼きたてのトルティージャには、チーズ、ナティージャ(サワークリームチーズ)、オムレツを挟んで食べたよ。
その後は、朝いちばんに市場で買い物してきた果物や野菜をならべてドリータママがレクチャー。
日本との価格の違いや、食べ方を教えてくれた。
ペレスでは毎週木、金に野菜の市があって、コスタリカの家では木曜の朝父ヘラルドが1週間分を買い出しに行くのが日課。

Buen viaje③


旅行者の多いこのホテルではあるが、とにかくいい感じのオヤジがいっぱい。
なんて素敵なの!ときょろきょろ。父も同意。なんだか、ひとりのいい感じオヤジと仲良くなってました。

一夜明けて熱も下がった妹。洋ちゃんのガイドをしたマリーノに対面して、幸せいっぱい。
しっかりガイドしてもらってます。コスタリカ、パナマ、ホンジュラス、メキシコ、ガテマラの一部に生息し標高1800m~2500mの山に住む。ケッツアールは昆虫や樹の上に暮らす両生類、は虫類、小さいアボガドの実を食べる。アボガドを食べた後に、ケッツアールはその真ん中の種を吐き出す。
その種がこちら。
手塚治「火の鳥」のモデル、30cmの身体に50cmの長い尾羽根。
緑の体におなかは赤。くちばしは黄色く、まん丸した目。ケッツアールの写真は妹と父のカメラだった・・・5羽くらいみることができた。とにかく飛ぶ姿が優雅。長い尾をゆっくりと交互にゆらすのも気品がある。

続いて母の願い。乗馬。日本では、なかなか身近にできない乗馬だが、こちらは安い。
とても気立ての優しい馬たちと1時間ほど山道トレッキング。

Buen viaje ②

ホテルでは39度近かったけど、病院では37度代に。
インフルではない!と診断を受けて一安心。
いやあすごい、点滴パワー。無事に復活していきます。
海外旅行にきているのに、なんともみすぼらしい格好・・・
移動は、地方の人々の足である高速バスを体験してもらおうと私がいつも乗っているバス。

目的地は、サンヘラルド デ ドタ。
マヤの霊長 ケッツアール を見るのです。私が協力隊に合格して、コスタリカ派遣がきまったことを知らせた時、「コスタリカ」の存在を知っていたのは妹だけでした。
大泉洋の熱狂的なファンで、彼の番組「水曜どうでしょう」で彼がコスタリカのケッツアールの写真を撮るという企画連続5夜をしっかりみていたからです。彼が泊ったホテルでケッツアールを見る。
洋ちゃんのケッツアール観察をガイドしたマリーノに会いたい。夢が近付くにつれて、
体温も正常にもどってきた妹。
サンヘラルド デ ドータの村を56年前に開拓したのが、この方ドン エフラインチャコンさん。
ここでは170種の鳥が観察できる。
コスタリカでも寒い地域で通称セロデラムエルテと呼ばれる。(死者の峠)
りんごやモモ、プラムなどの栽培がされている。
大泉洋が泊った サベグレロッジ http://www.savegre.co.cr/
いかにも外国人向きのところだが、ごはんがとにかく美味しい。
絵本のような美しい庭。静かで、川のながれる音。夜は薪がはじける音が心地よい。
翌朝バードウォッチングへ。